松江を想う安らぎの宿

春は鳥のさえずり、冬は深い霞の中で目覚め、夕陽が宍道湖に沈むと町は黄昏色に染まる。

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堀端のボーディングハウス淞華

春は鳥のさえずり、 冬は深い霞の中で目覚め、 夕陽が宍道湖に沈むと 町は黄昏色に染まる。  「松江」の四季には、 それぞれに匂いがあり、 時には花の香がそよぎ 時には雨の憂いが肌に触れる。  松江城を囲む堀端は 水と木々と橋と 古い面影が美しく、 旅人の姿をよく見るが、 ここで暮らす人々の 生きる場所でもある。  静かな町、穏やかな人々 おんぼらとした時の流れ その情緒を求め 多くの文豪が訪れた松江。  芥川龍之介や志賀直哉は、 この場所に存在した 旧「濠端の住まひ」で暮らし 随筆や叙景文を残している。  美しい城下町にある 堀端の「淞華」へ ようこそ。

志賀直哉 出典:www.ndl.go.jp

一ト夏、山陰松江に暮した事がある。町はずれの濠に臨んだささやかな家で、独り住まいには申し分なかった。庭から石段で直ぐ濠になって居る。対岸は城の裏の森で、大きな木が幹を傾け、水の上に低く枝を延ばして居る。水は浅く、真菰が生え、寂びた工合、濠と言うより古い池の趣があった。鳰鳥(におどり)が終始、真菰の間を啼きながら往き来した。 私は此処で出来るだけ簡素な暮しをした。人と人と人との交渉で疲れ切った都会の生活から来ると、大変心が安まった。虫と鳥と魚と水と草と空と、それから最後に人間との交渉ある暮らしだった。 ―志賀直哉・『濠端の住まひ』

松江は殆ど、海を除いて「あらゆる水」を持っている。椿が濃い紅の実をつづる下に暗くよどんでいる濠の水から、灘門の外に動くともなく動いてゆく柳の葉のように青い川の水になって、滑な硝子板のような光沢のある、どことなくLIFELIKEな湖水の水に変わるまで、水は松江を縦横に貫流して、その光と影との限りない調和を示しながら、随所に空と家とその間に飛び交う燕の影とを映して、絶えず懶(ものう)い呟きを此処に住む人間の耳に伝えつつあるのである。 ―芥川龍之介・『松江印象記』より

芥川龍之介 出典:www.ndl.go.jp

ご利用について

ボーディングハウス淞華は、
松江の四季の遷ろいを感じながら
アイデア次第で様々な利用が可能な
多目的スペースです。
ご見学のご希望、ご利用については
お気軽にお問い合わせ下さい。

宿泊(長期滞在可)/イベント/会議・研修/オフィス/
写真撮影/ロケ撮影/パーティー/個展・展示会/講習会
キッチン&ダイニングスペース・バスルーム完備/
ケータリング・各種出張サービス対応可

宿泊・レンタルルーム・イベント・料金
ご予約状況をご確認頂けます。

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またはお電話で:090-8711-6878

店頭

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〒690-0873
島根県松江市内中原町166-3

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お問い合わせ

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【お車でお越しの方】
山陰道松江西出口より約15分

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JR松江駅よりタクシーで約10分

【飛行機でお越しの方】
出雲縁結び空港よりJR松江駅連絡バスと
JR松江駅よりタクシーで約40分